「言ってくれたら良いのに」
「言わなくても雰囲気でわかって」
「空気を読んでよ」
と感じた経験が
皆様一度はございませんか？
私事ですが、
昨年末にシンガポールへ
友人と旅行へ出かけました。
その道中の飛行機で見かけた
事柄をご紹介したいと思います。
日本人の乗客が
着陸後に口を拭くため乗務員に
ウェットティッシュを
頼んでいましたが
和製英語のために通じず、
困っている様子でした。
すると、その様子をみた
他の乗務員がすかさず
タオルを用意して来ました。
日本人の乗客は「ありがとう」
と安心した様子でした。
言葉の理解を最優先に
してしまうと
今、相手に何が必要なのか、
求めている物の本質は
何なのかが見えなくなって
しまうこともあるかと思います。
言葉の壁はあったとしても
状況さえ見れば
コミュニケーションは
可能だと思います。
言葉ばかりに固執してしまう
のではなく、
周りをみて状況を見る事で
全体像が把握できます。
言葉の壁だけに関わらず
人と人の繋がりでも
同様の事が言えると思います。
相手は今何を求めているのか？
洞察力と観察力を磨くことに
よって気付き、よりよい関係を
築き上げることができるのでは
ないでしょうか？
私も日々の仕事の中で
施術中に患者様がより
安心して過ごせるように
洞察力と観察力を意識して
いきたいと思います！
看護師 迫田 瑠美
