シワの治療を行う際に
ヒアルロン酸とボトックスの違いについて
聞かれることがよくあるのですが、
それぞれの働きを端的に説明すると、
ヒアルロン酸→物を入れて、物理的に持ち上げてシワを無くす
ボトックス→筋肉の働きを抑えてシワを無くす
ということになるかと思います。
ではどのような使い分けをしているのか。
ということですが、
じつはこれ、一言で説明するのはなかなか難しいんです^^;
・症状の強さや部位
・効果の持続
・それぞれの治療のリスク
・費用や患者様の希望
などなどを合わせてどちらで行うかを決定しています。
ただ、どちらにも得意分野があって、
ざっくりいうと、
・表情ジワ(表情によって出現したり目立ったりするもの)
→ボトックス
・表情と関係なく常にそこに存在するシワ
→ヒアルロン酸
といった感じでしょうか^^;
さて、今回の本題です。
「口周りの細かいシワが気になるようになってきた」
というご相談です↓
確かに、3年前と比べると、
口周りの細かい縦ジワが目立ってきています↓
(拡大していただけるとよくわかります)
このシワは、
口輪筋という、口をすぼめるときに使う
筋肉の収縮が原因で形成されます。
シワは基本、筋繊維の走行に対して垂直に形成されます。
(下図)
今回のシワの治療を行う際に、
ヒアルロン酸を選択するのもありなのですが、
ご覧の通り、浅く細かいシワであるため、
ヒアルロン酸ですと、かなり浅く打つ必要があります。
ヒアルロン酸を浅く打つと、ときに凹凸が目立ったり、
また、皮内でアレルギー反応を起こして、
しこりになるリスクも高くなるとも言われています。
また、ボトックスの効果は以下の通りです。
①筋肉を使えなくなり、シワの形成(収縮)ができなくなる
→今後のシワの予防にもなります
②普段の状態のシワも浅くなる
③毛穴が目立たなくなり、肌のキメが整う
上記を考慮し、
今回はボトックスで口輪筋の収縮を抑えて
シワを浅くする方法を取りました。
下記にボトックスを計4単位注入しました。
比較写真です。
拡大していただくとよりわかりやすいのですが、
細かいシワがかなり目立たなくなっているのがわかります^^
また、口を尖らせて(口輪筋を収縮)みると、
施術後は収縮の強さが抑えられているのがわかります↓
口輪筋は日常よく使う筋肉ですが、
注入量を調整しているので、
日常生活で不便さを感じることは殆どありません。
3年前に戻った感じですね^^
あとはほうれい線にヒアルロン酸を注入すれば、
お口周りの印象はかなりお若くなるのではないかと思います。
院長 土亀未知
※ボトックス・ヒアルロン酸注入のリスクは(→こちら)
施術料金(すべて税抜き)
現在、『ボトックス』は
〈下記が50000円〉
・眉間、額、目尻のシワセット
・ガミースマイル
・上口唇のシワ
・顎のシワ
・マリオネットライン
・首のシワ
〈下記が100000円〉
・小顔ボトックス
・ふくらはぎの痩せ目的
・脇汗
〈キャンペーン〉
当院で初めてボトックスをされる方で、モニター(症例掲載)のご了承をいただける方が対象です。
モニター価格:50000円→30000円、100000円→60000円となります^^
現在、『ヒアルロン酸』は
〈下記が52000円/本〉
ジュビダームウルトラ(0.8cc)、ジュビダームウルトラプラス(0.8cc)
〈下記が139000円/本〉
ジュビダームボリューマ(1.0cc、麻酔入り)
ジュビダームボリフト(1.0cc、麻酔入り)
ジュビダームボルベラ(1.0cc、麻酔入り)
※上記ヒアルロン酸について、詳しくは(→こちらをクリック)
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モニター(症例掲載)のご了承をいただける方で、ボリューマ、ボリフト、ボルベラが対象です。
【1本目:96000円 → 2本目:76000円 → 3本目:56000円 → 以降何本でも56000円】
ボリュームディスカウントは再診時まで有効です^^
※例えば、施術当日、3本であれば(96000円+76000円+56000円)となり、
再診時に1本追加のご希望があれば、56000円/本で追加ができます。
もしそのまた1年後に2本の注入のご希望があれば、
また1本目からのボリュームディスカウントとなり、
(96000円+76000円)となります。