前日患者様と
「現在の食卓の変化」について
お話をさせていただき、
自分を振り返る良いきっかけとなりました。
患者様は3人のお子様が
いらっしゃいますが、
毎日夕飯は家族全員で食卓を囲み
テレビを消して携帯電話も見ずに
その日にあった出来事を話したりして
食事をされるそうです。
前日テレビで放送されてましたが、
子供達に日々の食事の絵を
描いてもらうと、昔とは
大きく変化していることが分かりました。
写真が子供の描いた絵です⬇︎
子供だけで食べていたり、
家族揃っていても表情を描いてる子が
ほとんどいなかったようです。
食事とは、ただ生きるために
栄養を補うという目的だけでは
ないと思います。
楽しい食事を通して、
満足感や幸福感が生まれます。
私は幼い頃は苦手な食べ物がありましたが、
家族のみんなが「美味しい美味しい！」と
笑顔で食べる姿を見て、
「あれ？今日は食べてみよう」
と、食べられるようになった経験があります。
色んな食材を、食べない日があっても
根気強く食卓に並べてくれた
母にも感謝しています。
お仕事をされる女性も増え、
ゆっくり食事ができないことも
もちろんあると思います。
誰かと楽しく食事をする機会をつくったり、
日々の食事を見直してみるのも
良いかもしれません。
患者様とのお話で、食事の際
ついテレビに見入ったり、
携帯をチェックしたりと
今までの自分に反省をしました。
食卓を囲む雰囲気を見直し
バランスの良い内容も心がけながら、
食事の時間を今まで以上に
大切にしていきたいと思います。
看護師 清水めぐみ
