「縁起」という言葉がありますよね。
先日縁起のよい日悪い日の
話題になったのですが、
調べてみると奥深いなぁ…と感じます。
お釈迦様が悟ったと言われている
言葉を見つけました。
縁起の法は
「これがある時、それがある。
これが生じる時、それが生じる。
これが無い時、それが無い。
これが滅する時、それが滅する。」
と言い表わします。
あらゆる物事はすべて因果関係で
成り立っている、物事は
それ自体では存在しない、
ということです。
私はこれまで縁起ときくと、
どこか神頼みをしているように
感じていました。
今の自分の気持ちや行いによって、
縁(よ)って起こること。
そう考えると、起こった出来事には
全て原因(種)がある、と捉えることが
できるなと、はっとしました。
今置かれている環境、出来事、
出会う人、全てに意味があると
考えると、今この瞬間を大切に
生きなければならないなと感じます。
過去を振り返ったり、
未来を見据えたりすることも
ありますが、自分の置かれている今が
この先に繋がることを忘れずに
懸命に過ごしていきたいです。
看護師 清水めぐみ
