先日、患者様と施術の中で
「夏休みの宿題」のお話になりました。
患者様は
「小学生の子供が、夏休みの宿題が
全く手につかず大変…。」
と仰っていました。
子供時代、夏休み後半で
宿題に追われた経験をされた方も
いらっしゃるかと思います。
私は懐かしい気持ちになりながら、
小学生の夏休みの宿題を思い出しました。
私は文章を考えるのが苦手で、
毎年読書感想文の宿題が
一番最後に残っていました。
母親に何度も手伝いを
求めたこともあります(笑)
ですが、父親から
「書けないなら白紙で出せばいい。
それが今の自分の実力。」
と言われ、情けない気持ちになったことを
今でもはっきり覚えています。
与えられた課題を適当に済ますのか、
人に頼るのか。それとも
自分の自信になるように努力するのか。
同じ宿題をするにも、
取り組み方や心の持ちようで
結果が大きく左右されます。
大人になると、
「宿題」と呼ばれるものも
なくなりました。
ですがよく考えると、
美容の仕事は毎日が宿題だらけです。
患者様の肌は十人十色。
次にお越しいただくまで、
どんなアドバイスをすべきか、
どんなプランを立てておくべきか、
常に課題が存在します。
ただ1人でする宿題とは違い、
結果を出すためには、
二人三脚でしなければなりません。
私達にも課題を与えられますが、同時に
患者様にも課題をお願いすることもあります。
これはホームケアや食生活などです。
これからも患者様のお役に立てるよう、
常に頭を働かせて考え、
一緒に結果を出していく気持ちで
努力して参ります。
看護師 清水めぐみ