皆様は「肝斑」という言葉を
ご存知ですか
肝斑とはシミの一つで
女性ホルモンとの
関わりが指摘されており、
妊娠や経口避妊薬の使用
更年期にともなう自然な
女性ホルモン減少、変動に
よって引き起こされると
されています
また、出来てしまった
肝斑は洗顔、化粧に伴う
摩擦が刺激となり
濃くなる特徴があります
この肝斑の治療には
トラネキサム酸の内服が
有効です
トラネキサム酸は
女性ホルモンの乱れを
修正するのではなく
メラニン発生の要因の
ひとつである
メラノサイト活性化因子
「プラスミン」をブロックし
肝斑の原因となる
メラニンの発生を抑制し
肝斑を薄くする作用がございます。
今回は内服治療による
●肝斑の色味の変化
●肌全体の明るさの違い
についてご紹介致します
私は肝斑に対して内服治療を
続けておりますが
肝斑の変化を体感する為
一時的に内服を中止し
1ヶ月後に再開致しました。
以下はその際の比較写真です。
⇩内服中止時
頬の広範囲にぼんやりと
茶褐色に見えるものが肝斑です。
⇩内服再開後
少しずつ「くすみが取れた」
ように見えます。
肌全体の色味も違い、
トーンが上がって
明るくなりました
日々のスキンケアと共に
ホームケアのひとつとして
内服を取り入れる事で
肌の明るさを
保持出来るとすれば
嬉しいことですね
似たような悩みを
お持ちの方が
ございましたら
是非ご相談下さい
看護師 村本奈実